本記事では、持ち運びができるポケットWiFiサイズのモバイルルーターで利用できるWiMAXクレードルについて紹介していきます。
WiMAX利用歴8年以上のWiMAXラバーの筆者の見解を結論から言うと、筆者のようにルーターを持ち運ぶ機会が多い人や外出時にモバイルルーターを使うことが多い人はWiMAXクレードル不要です。過去に4社以上のWiMAXプロバイダと契約した経験があり、一度だけWiMAXクレードルが無料でついてきたので使いました。場所を取る上にクレードルを利用するメリットが見いだせなかったため、1ヶ月ほどで利用をやめました。
まだWiMAXクレードルを使ったことがない人は、本記事でWiMAXクレードルの購入方法・使い方・価格などを総合的にチェックしてあなたのライフスタイルに必要なのか確認してください。
- WiMAXクレードルはモバイルルーターを充電するときに利用できる設置台
- WiMAXプロバイダによって端末購入時にセットでついてくる
- WiMAXクレードルを使えば有線LAN接続ができる種類もある
- クレードルを使うことで充電が簡単になる
- クレードルで通信エリアが広くなるケースが多い
- 機種によって正規品のクレードルが存在しない
WiMAXクレードルの特徴
WiMAXクレードルの特徴は下記の通りです。
- モバイルルーターとセットで購入可能
- 有線LAN接続が手軽にできる(利用頻度は少ない)
- 有線LANを挿せばホームルーターに早変わりして無線LANとして活用できる
- クレードルにセットするだけで簡単に充電ができる
- 機種によっては電波が弱い場所での通信速度が早くなる
上記がWiMAXクレードルの主な特徴です。機種によっては電波が弱い場所での通信速度が早くなるなどのメリットがありますが、WiMAXを使う上でクレードルがマストということはありません。事実、筆者は過去に8年以上WiMAXを愛用していますが、クレードルの必要性を感じたことはありません。
なお、下り最大速度が1.2Gbps出る人気があるSpeed Wi-Fi NEXT W06は、クレードル不要で販売しています。クレードルなしでも高速通信が期待できるので、外出時・移動中にWiMAXを使う人はクレードルなしでも問題ないでしょう。
クレードルの購入方法と価格帯
クレードルを購入する方法は下記の2通りに分かれます。
- WiMAXプロバイダの契約時に購入(契約後も購入可能)
- Amazonや楽天などのネット通販で購入
クレードルの価格帯は、2,000円〜4,000円となっておりメーカー正規品と各社のオリジナルクレードルが購入可能です。クレードルを購入するならWiMAX契約時もしくはWiMAXプロバイダ契約後に正規品を購入するのがおすすめです。WiMAXプロバイダで購入したほうが安上がりになるケースが多いです。
また、WiMAXプロバイダによってはクレードルが無料でセットでついてくるケースもありますが、プロバイダによってはクレードルは別途追加料金がかかるケースもあります。
筆者も毎日WiMAXを愛用していますが、速度面や利便性の良さでクレードルが欲しいと感じたことはないので、追加で購入する必要があるか検討しましょう。
WiMAXプロバイダ以外で購入する時は、古い機種のクレードルを間違って購入しないように注意してください。ネット検索すると古い機種のクレードルも販売しています。WiMAXルーターは機種名が似ているので自分の型番と同じクレードルを確実に購入するようにしましょう!
クレードルの使い方
WiMAXクレードルは、端末によってUSB Type-CやUSB Type-Bに対応しています。最新機種はType-Cに対応しているのでType-Cの充電ケーブルがあればすぐに利用できます。
クレードルをセットすれば本体を簡単に充電できるようになります。また、クレードルにセットすれば通信速度が向上する機種もありますが、何らかの設定が必要なわけではありません。クレードルに乗せるだけの簡単セットアップです。
クレードルが購入できるおすすめWiMAXプロバイダ
ほぼ全社クレードルがセット購入できますが、ここではキャッシュバックや月額料金の割引が適用される人気WiMAXプロバイダを紹介していきます。
イチオシのWiMAXプロバイダは、GMOとくとくBBです。WiMAX回線の契約でお得なキャッシュバック特典と最新WiMAXルーターが無料プレゼントされる特典が提供されています。
実質月額料金は業界トップクラスの安い料金体系となっています。さらにGMOとくとくBBなら端末を最短即日発送に対応しています。引越しする人も工事不要で手軽に高速ネット通信が準備できます。
下記記事で人気WiMAXプロバイダの実質月額料金や特典を一覧で比較することができます。GMOとくとくBB以外も検討したい人は下記記事を確認してください!
クレードルを使うメリット
クレードルの価格帯は2,000円〜4,000円と紹介しました。利便性が劣る面もありますが、追加購入費用がかかる以外にクレードルを利用するデメリットはほとんどありません。
しかし、クレードルを使うメリットは大いにあります。
それぞれのメリットを順に掘り下げて詳しく解説していくので参考にしてください。
自宅での通信範囲が広くなる
クレードルを利用することでポケットWiFiの通信範囲が従来よりも40%程度広くなる機種が多いです。幅広いエリアで電波を受信できるようになる上に通信速度の安定性も確保されて、ポケットWiFi単体で利用するよりも高速インターネットが利用できるケースが多いです。筆者は過去にクレードルを継続的に使いましたが、インターネット回線速度が速くなった印象はありませんでした。
住宅構造や利用環境・利用デバイスによって大きく影響があります。いずれにせよクレードルを使うことで通信速度が安定することは間違いありません。
有線LAN接続できる機種がある
有線LANを利用する機会も少なくなりましたが、旧タイプのパソコンを利用している人は有線LANでインターネット接続する人も多いです。LANケーブルを利用している人はクレードルを利用することで自宅でも通信速度を安定させることができます。ホームルーターを使えば良いですが、外でも持ち歩きたいというニーズを持つ人にはクレードルが欠かせません。
光回線を無線化して接続できる
光回線やADSL回線など自宅に固定回線を契約している人はLANケーブルをクレードルに挿せば、WiMAXを無線LANアクセスポイントとして活用できます。
Wi-Fi接続ができない有線LANのみの昔のホテルでインターネットを利用する時に重宝します。出張が多く、インターネット接続のトラブルで仕事ができないなどの問題を抱えたくない人は、クレードルもセットで持ち歩くことで事前準備できます。ただし、筆者の経験上Wi-Fi接続ができない環境に遭遇したことはありません。あなたのライフスタイルやインターネットを利用する場所に応じて活用しましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか。WiMAX購入時にセットでついてくるケースが多いクレードルについて紹介しました。
自宅でWiMAXを使う機会が多い人は、クレードルを利用する価値があると思いますが、最新のHUAWEI端末などは初期状態でクレードルに対応していない機種も発売されています。WiMAX回線のエリア拡大と機種の性能向上に伴い、クレードルの必要性も徐々に薄れていく傾向にあります。
しかし、人によってはクレードルに価値を見出す人も多いです。本記事で紹介したクレードルの特徴を踏まえた上で必要なら購入することをおすすめします。
- クレードルは通信速度を安定させる役割や有線LAN接続できる点がメリット
- 2,000円〜4,000円で通信速度を安定させることができるので活用する価値がある
- 光回線を契約している人は自宅でも無線LANとして活用できる