SIMカードが入っていないスマホやiPhoneはポケットWiFi、WiMAX、光回線、公共施設やカフェなどのWi-Fiを利用すればインターネット・動画視聴・SNSなどができます。
普段、携帯電話会社の電波でインターネットを利用している人は携帯電話を解約したらAndroidスマホやiPhoneが利用できなくなってしまうと勘違いしまいます。しかし、解約済みの携帯電話(SIMカードが入っていない)もWi-Fi接続することでインターネットや動画ストリーミングサービスの利用などネット利用全般が可能となるので、SIMカードが入っていない昔のスマホやiPhoneでも十分に使いみちがあります。
昔使っていた古いスマホやiPhoneが自宅に眠っている人は本記事を参考に活用方法を見出してはいかがでしょうか。
- SIMなしのスマホでできること・できないことは限定される
- SIMなしだとOSアップデートができないことがあるのでクレジットカード情報などは登録しない
- 利用用途を確認しても使いみちがないなら中古スマホショップに売るのも検討
SIMなしスマホをWi-Fi接続して活用する方法
SIMカードが入っていないスマホでもWi-Fi接続すれば使いみちが広がります。本記事で紹介する活用法は、あなたがメインで利用しているスマホも同じ使いみちができます。
- お風呂用のスマホとして活用
- 車のカーナビとして活用
- ドライブレコーダーとして活用
- ゲーム専用スマホとして活用
- リビングの音楽プレーヤーとして活用
- テレビリモコンとして活用
- 動画ストリーミング専用スマホとして活用
サブスマホとして利用する方法が見つかったら、Wi-Fi接続して快適に利用してください!
お風呂用のスマホとして活用
iPhone8以降や防水スマホを利用していれば、耐水性があるのでお風呂用のスマホとしても活用できます。最新iPhoneやAQUOSスマホの最新機種などは防水性能を持っているのでお風呂用のスマホとしても活用できますが、やっぱり故障しないかな?と心配になりますよね。そのようなときは昔使っていた古いスマホやiPhoneをお風呂場用として利用してください。SIMなしスマホが動画ストリーミング・YouTube・SNS・音楽プレーヤーに早変わりします。
古いスマホが防水対応していないと故障してしまうので、事前にメーカー公式サイトで防水対応の可否をしっかり確認してください。
車のカーナビとして活用
WiMAXやポケットWiFiが必要となりますが、車にSIMなしスマホやiPhoneを常設してカーナビアプリやGoogle Mapsをインストールすることで簡易的なスマホカーナビとして再利用できます。
カーナビ以外にも音楽プレーヤーやネット検索用のデバイスとしても活用できます。
ドライブレコーダーとして活用
迷惑運転、あおり運転、交通事故、車でのトラブルなど日本国内でも車に乗っているドライバーが巻き込まれる事故はたくさんあります。特にあおり運転は社会問題として世間を賑わせたこともあります。ポケットWiFiを持っている人は、車のカーナビ以外にドライブレコーダーアプリをインストールすることで車のトラブルを未然に防ぐことができます。
ゲーム専用スマホとして活用
スマホやiPhoneでゲームをしているとすぐに本体が熱くなる上に電池の消費が激しいですよね。自宅でスマホゲームをやる機会が多いなら、Wi-Fi接続してゲーム専用スマホとして活用してください。外出時もゲームを楽しみたいぐらい好きなら用途として向きませんが、自宅のみでゲームを楽しむならSIMなしスマホをゲーム専用スマホとして活用しましょう。
リビングの音楽プレーヤーとして活用
SIMなしスマホに日常的に利用しているストリーミングアプリ(YouTube Music、Spotify、LINE MUSIC、Apple Musicなど)をインストールして、ログインしてください。多くのストリーミングアプリは複数端末でログインしてもセキュリティ面で問題ない仕組みになっています。SIMなしスマホや古いiPhoneをリビングに常設することで手軽に音楽プレーヤーとして活用できます。Wi-Fi接続で高品質な音を楽しめるスピーカーをセットで準備するのが良いでしょう。
テレビリモコンとして活用
テレビの種類、メーカーによってはスマホにアプリを入れることでリモコンとして利用できる仕組みを提供しています。例えば、東芝のテレビは専用リモコンアプリをスマホ・iPhoneにインストールしてアプリを起動することでテレビのリモコン操作を行うことができます。
テレビメーカー・機種が限定されてしまいますが、不要になった古いスマホがまだまだ現役で使える機種ならテレビリモコンとしての活用ができないか調べてください。
動画ストリーミング専用スマホとして活用
自宅のWi-Fiに接続して動画ストリーミングサービスを見る人は、SIMなしスマホを動画専用端末として利用できないか確認しましょう!ゲーム同様に動画を見ていると電池消費が激しいので、昔のスマホでバッテリーの劣化を最小限に抑えましょう。
特にNetflix、Huluなど複数社の動画ストリーミングサービスやTverなどを利用しているヘビーユーザーならスマホの使い分けもおすすめです。
SIMなしスマホでできないこと
続いて、SIMなしスマホでできないことも確認していきましょう。Wi-Fi接続でSIMカードが入っていないスマホも使いみちがあることが分かりましたが、いくつかできないこともあるので事前に理解しておきましょう。
音声通話機能は利用不可能
無料通話アプリやチャットアプリ上での通話機能は使えますが、携帯電話会社が提供する電話機能は利用不可能です。外出時に持ち歩くことがないので問題ありませんが、110番や119番もできないので緊急時に重宝するスマホとしての用途は満たすことができません。
パソコンなどにテザリング接続
Wi-Fi接続可能な場所でSIMなしスマホを利用するので問題ありませんが、パソコンなどにテザリング接続することもできません。パソコンなどを利用するときはパソコン本体からWi-Fi接続してインターネットに接続するようにしましょう!
SIMなしiPhone・スマホを使う時の注意点
SIMなしスマホを使う時の注意点はいくつかあります。特に注意したいのが古い端末なのでセキュリティ面・安全面に関する注意です。
OSアップデートはできないのでセキュリティに注意
iPhoneのOSアップデートは、アップデート後にアクティベーションが必要となるのでSIMカードが入っていないとエラーが起きてしまいます。そのため、SIMなしiPhoneでOSアップデートができなくなってしまうので気をつけてください。利用中のiPhoneのSIMカードを入れてアップデートする方法もありますが、トラブルが起きて利用中のiPhoneが使えなくなってしまう可能性もゼロではありません。
セキュリティ面で危険性があることを理解した上で古いスマホ・iPhoneでクレジットカード情報や銀行情報などを入力するのは避けておくのが無難です。(Androidスマホも端末メーカー側で古いスマホのOSアップデートに対応しないケースが多いので同様の危険性があります。)
大切なデータはクラウド上に保存する
SIMなしスマホは昔使っていた古いスマホなので、いつ何時トラブルが起きて起動しなくなる可能性もあります。大切なデータや写真データなどは全てクラウド上に保存、もしくは利用中の新しいスマホに移動するようにしてください。もしもの時のデータ消失を防ぐことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。SIMなしスマホを上手に活用することで昔の古いスマホを再利用できます。
スマホに精通していない人でも簡単にWi-Fi接続可能です。本記事で紹介した情報を参考に自宅に眠っている旧機種を有効活用してください。利用中のスマホのみで事足りるなら、中古ショップやスマホ買取ショップで査定してもらって現金化するのが得策です。最後に本記事の重要な情報をまとめて確認しましょう!
- SIMなしスマホの用途は限定されるので使いみちがない人もいる
- 個人情報や銀行口座の情報はSIMなしスマホで入力しない(OSが古く危険性が高くなるため)
- 古いスマホの使いみちがないなら1日でも早く売るのがおすすめ